この記事では、渡航先の国を出る前から、日本に帰るまでのお話を、書類準備を中心にお話ししたいと思います。
このご時世に海外から日本に戻られる人の中には、「どんな書類を準備しておいたらいいの?」「事前にやっておくことは?」など、不安に感じている方も多いのではないのでしょうか?(ボクがその1人でした。笑)
ということで、帰国から入国、そして、宿泊施設に行くまでの流れを、ボクの経験に基づいて記事にしてみました。
このお話は、ラジオ(音声配信)でもお話ししていますので、声で聞きたい方はこちらから!
出発前
出発前の準備に関しては以下の5つ!
- コロナの検査(PCR検査など)
- 誓約書のダウンロードと記入
- 質問票の提出(オンライン)
- アプリのダウンロードと登録
- 14日間の隔離の準備
詳しくは、以下の記事に詳しく書いています。
コロナ検査の結果は日本の様式に書いてもらい、いつでも出せるよう手元に準備しておきましょう。

タンザニアでの検査体験記はこちら!
飛行機の中
飛行機の中で、客室乗務員から以下の2種類の書類が渡されました。
健康カード 誓約書
健康観察カードと、誓約書です。
誓約書は厚生労働省のホームページからも事前にダウンロードできたので、ボクは事前にプリントして、必要箇所を記入しておきました。
↑ページの下の方に「日本語」「英語」と書かれたダウンロードリンクがあります。
着陸から入国まで
飛行機を降りると、2列になって前に進むよう案内されました。
進んでいくとパイプ椅子が並べてある場所があり、そこで追加の書類を配布され、記入しながら30分くらい待ちます。
書類の記入
読むものはいくつかありましたが、ここで記入が必要なものは2つ。
- 検疫所宿泊施設の登録票
- 出国前検査の受験及び入国に当たって必要なアプリのインストールについて
コロナの検査
検査のイメージ
順番が来ると、書き終わった人から検査に案内されます。
検査は唾液採取だけで、早ければ1分くらいで終わります。
結果が出るまでは、いくつかの部屋に案内され、書類の確認や、アプリのダウンロード、使い方の説明などがあります。

確認後、こんなふうに飛行機で受け取った健康カードに赤字でチェックが入りました。
この健康カードは、待機場所の宿泊施設でも提示が求められたので、無くさないようにしましょう。
アプリについての説明
ダウンロードが必要なアプリはこちら!
※スマホが無いと有料レンタルになるそうなのでご注意を!
そして、以下のような資料を渡され説明を受けます。
表紙 中身
わからないことがあっても、丁寧に質問に答えてくださったので安心でした。
検査結果待ち
これが終わると、あとは検査結果待つのみ!

飛行機を降りてからトータルで3時間くらいかかったと思いますが、ここでやっと入国です!
この時は椅子の数の割に空いていて人も少なかったですが、それでも1時間くらいは待ったと思います。
混んでいると5時間くらいかかることもあるそうなので、本など、時間の潰せるもの準備しておきましょう!
陰性証明 パスポートに貼られた番号シール
上の写真のような「陰性証明」が渡され、パスポートには番号のついたシールが貼られます。
入国後、専用のバスに乗ったり、宿泊施設で手続きをするときなどに、この番号を確認していたので、待機が必要な人を管理するための番号かと思います。
入国後から宿泊施設まで
検査結果を受け取った後は、普通に預け荷物を受け取り、入国も通常通り行われました。

その後は、到着ロビーの出口の前(上の写真の場所)で同じ待機場所にいく人たちが全員出てくるのを待ちます。
係員さんが出てきた人をリストで確認し、揃ったところでバスに乗って出発。
バスの中
宿泊施設は知らされておらず、到着するまでどこになるかわからないようです。
ボクの場合は、成田空港の近くの東横インでした。
宿泊施設に着いてから
宿泊施設に着くと、ロビーにたくさんの机が並んでいました。
担当のスタッフさんに、書類を提出し
3日間の過ごし方についての説明を受け、以下の書類を渡されました。
健康観察チャットの使用について 滞在のしおり
さて、この説明が一通り終わると、体温計とビニール袋に入った最初の食事を渡され、いよいよ部屋に案内されます。(ワクワクです。)
渡される食事セット 最初の食事
結構豪華な食事でびっくりです。
カップラーメンは希望者のみ、ミネラルウォーターは初めだけでしたが、昼は「お弁当」の他に「お茶」「ジュース」「味噌汁」、夜はこれに加えて「ミニサラダ」が付いてきました。
朝はもう少しシンプルですが、十分すぎるくらいです!
滞在中の食事や生活全般、健康観察チャットについてはこちらの記事をご覧ください!
さいごに
実は、ボクの出発を目前に、滞在していた国タンザニアが3日間の「水際強化措置に係る指定国・地域」に入ってしまったのです。
ということで、検疫所の用意してくれる待機先の宿泊施設(ホテル)に3日間隔離をされることになっています。
最初は、「うわ〜…入っちゃったか….。」なんて思ったのですが、「なかなかできない経験だ!」と、ポジティブに捉えることにしました!
そもそも、これは国が国民の安全を守るためにやってくれていることなので、むしろ感謝せねばなりませんよね?
なかなかできない経験なので、帰国から入国、そして、宿泊施設に行くまでの流れをご紹介させていただきました。
ボクの経験が皆様のお役に立てば幸いですが、対応や内容(※指定国や日数など)などはその時々の状況に応じて変わっていくと思いますので、厚生労働省や外務省のホームページから最新の情報を確認するようにしてくださいね。
このお話は、ラジオ(音声配信)でもお話ししています。
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