ドローンで血液を運ぶ!話題のリープフロッグ現象とは!?

タンザニア

最近、リープフロッグという言葉を耳にします。

このページでは、

「リープフロッグ現象とは?」というテーマで

ボクの体験を交えて解説していきたいと思います!

※この内容は、音声でも配信しております。

リープフロッグ現象とは?

 リープフロッグ現象という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

リープ=跳ぶ、跳び越える
フロッグ=カエル🐸

ということで、直訳すると「蛙跳び」ですが、日本語で言う「馬跳び」という遊びを英語で「Leapfrog」というのです。

この言葉、最近ではビジネスなどの分野で、全く違う意味で使われているのを知っていますか?

Googleで検索したところ、こんな説明がありました。

リープフロッグ現象(leapfrog)とは、ビジネス領域においては、新興国が先進国から遅れて新しい技術に追いつく際に、通常の段階的な進化を踏むことなく途中の段階をすべて飛び越して一気に最先端の技術に到達してしまうこと。既存の技術を導入する前にさらに新しい技術を導入すること。

シマウマ用語集 https://makitani.net/shimauma/leapfrog

つまり、日本などの先進国では、

世の中が徐々に便利になっていく中で、

新しい技術を導入するメリットを感じられず、

なかなか導入されなかったり

もしくは、

すでにある便利なものが流通しすぎていて

なかなか新しい技術が使われなかったり

ということで、途上国の方が新しい技術が流行りやすいそうなのです。

リープフロッグ現象の例

なるほど…

そういえば、タンザニアで生活している中で、

日本では全然流行ってなかったけどめっちゃ便利なもの

とか、

日本よりもタンザニア他の途上国の方が早く導入されたもの

ってあるなあ…

と思います。

ここからは、ボクが開発途上国での生活で経験した、もしくは話に聞いたリープフロッグ現状をいくつか紹介します。

電子決済

キャッシュレス化によって、電子決済が普及しましたよね。

電子決済サービスとは、日本で言う

  • Paypay(ペイペイ)
  • 楽天ペイ
  • LINE Pay
  • d払い
  • メルペイ
  • au PAY

のようなQRコード決済(バーコード決済)や

  • Suica
  • Pasmo
  • nanaco
  • 楽天Edy

今では日本でも当たり前となりましたが、

少し前まではほとんど使われていなかったような気がします。

2020年のコロナ禍で、「お金の受け渡しを通してウィルスが感染する」と言われ、

かなりお得なキャンペーンで政府が促進し、

導入するお店が増え、一気に普及したような印象です。

そんな電子決済サービスは、なんと日本よりもタンザニアの方が早かったのです。

タンザニアのキャッシュレスの名前はMペサ

Mペサ
M:Mobile(モバイル)
pesa:スワヒリ語で「お金」

携帯電話にお金をチャージして、

お店で支払いをしたり、知り合いに送ったりすることができるサービスのことです。

女性に起業の機会 ケニアのモバイル送金「エムペサ」
ケニアの携帯電話会社、サファリコムのモバイル送金サービス「エムペサ」の利用者数拡大が続いている。2007年のサービス開始以来、銀行口座を持つことが難しかった貧困層に受け入れられ、起業の機会創出にもなり、テクノロジーが途上国の社会問題解決に寄与した事例として評価されている。TICAD(アフリカ開発会議)の関連イベントに参...

このサービスが劇的に広まった理由は、

田舎には銀行がない→銀行にアクセスできない人が多い

そこまでの収入がなく、銀行口座を持っていない人が多い。

ことだそうです。

タンザニアの大半の人は、田舎で半自給自足生活をしているため、銀行を使える人が少ないのだとか。

さらに、タンザニア人は高校から州外の学校で学ぶのが当たり前なので、

子どもに生活費や勉強に使うお金を送るときにも便利なわけです。

日本では、誰もが銀行にアクセスできますよね?

銀行振り込みが普及しすぎていたことが原因で、

もっと便利な電子決済の普及が遅かったのではないでしょうか。

Paypayでお金を送れば手数料無料なのに、

いまだに銀行振り込みを使っているサービスも多いのではないでしょうか?

ちなみに中国では、

ニセ札が多く流通している

ことがバーコード決済が普及したきっかけだった、

という話を聞いたことがあります。

キャッシュレスならば、ニセ札の心配はありませんもんね。

日本なら、最先端の技術を取り入れるより先に

ニセ札防止対策を考えそうですよね。

ウーバー

ウーバーイーツでお馴染みのUberです。

タンザニアでは、UberやBoltというサービスが普及しています。

専用のスマホアプリを使って、

「車に乗りたい人」と「乗せていってくれる人」を即座にマッチングするサービスになります。

Uberの使用画面はこんな感じです。

ドライバー登録すれば、誰でも運転ができるので、

一般の人たちがタクシードライバーのようなイメージで、

空いた時間を使ってアルバイト感覚でお金を稼いでいるのをよく見ます。

しかし、日本では特別な自動車免許(2種免許)がないと、

タクシーのようにお金をとってお客さんを乗せることができません。

世界中の様々な国で普及しているUberも、

タクシーが徐々に発展してきた日本では、

タクシーに対する法律が厳しく決まっているため、

Uberという仕組みが使えないそうなのです。

これは、良くも悪くも、最先端技術普及に対する弊害の1つだといえますね。

ドローン配達

ドローン配達に関しては、最近インターネットの記事で読んだだけなのでサラっと。

ドローンの練習場では他の機種とのニアミスに注意しましょうの写真

日本では、

道路や電車、飛行機などの輸送手段が発達していますし、

多くの都道府県に空港もあるため、

物を届けることが非常にカンタンです。

しかし、インフラが発達していない途上国ではこれがなかなか難しいのです。

タンザニアの隣の国ルワンダでは、

ドローンで輸血用の血液や医薬品を届ける仕組み

が導入されているのだとか。

これに関しては、動画で紹介されているので、

そちらを見てもらった方が早いかと思います!

最後に

リープフロッグについて、イメージがつきましたでしょうか?

以前ボクが住んでいたパプアニューギニアでは、

のろしやホラ貝を使ってコミュニケーションを取っていた時代から数年で、

一気にスマホが普及したと言われています。

最先端の技術を自由な発想で使って、国が発展していったら、

日本はあっという間に、途上国に置いていかれてしまうかもしれませんね。

ラジオで聴く

この内容は、音声でも配信しております。

コメント

タイトルとURLをコピーしました